AI(人工知能)は既に私たちの身近に数多く存在し役立っています。
現在のAIは何ができるのかをまとめてみます。

1.現在存在するAI

AIには大きく分けて2つ存在すると定義しました。
1つは汎用型AI、例としてはドラえもんのようになんでもできるタイプです。
もう1つは、将棋用だったり囲碁用だったりする特化型AIです。
現在汎用型AIは存在しておらず、全て特化型AIとなっています。

2.AI用に提供されているAPI

現在AI用に提供しているAPIを提供しているGoogle、IBM、Amazon、Microsoftの4社があり、APIの内容としては大きく分けて以下の4つに分類されます。

1.画像(動画)認識
2.音声認識
3.文字認識
4.感情認識

アプリケーションプログラミングインタフェース(API、英: Application Programming Interface)とは、
ソフトウェアコンポーネントが互いにやりとりするのに使用するインタフェースの仕様である。
ひとことでいうと、APIとは「ソフトウェアの機能を共有すること」です。

3.2のAPIを用いて作れると思われるAI

ご紹介したAPIを用いて作れるAIとなると、対話型(会話型)AIになります。
AmazonやMicrosoftならそれぞれの自社クラウドサービス(AmazonだったらAWS、MicrosoftならAzure)を
使用してさらに応用が利くかもしれません。
ただ、自動学習はできないため、手動で新たに情報を入れる必要があるなど問題点も存在しています。

APIを無視してなにかAIを作れるか、と考えたところRPGの戦闘用AIぐらいなら作れるのではないかと思います。
ex)ドラゴンクエスト 「ガンガンいこうぜ」「いのちだいじに」etc...

4.結論

結論として実際にAIを使ってできることとしては、自動修正をして答えを出すような完全な会話型AIは作ることは現状できない。条件式のようにしてあらかじめある情報から近い答えを持ってくるような対話型のAIは可能。

5.豆知識

現在APIとして画像、音声、文字、文章に込められた感情を判定するものがある。
対話型AIなら作成可能。
また現在時点でAI機能を使ったサービスとして見ている人の脳波によって次のシーンを変えていく映画(全て合わせると10兆通りの分岐)がある。
気になる方の為にリンクを貼っておきます。

The Moment <視聴者の退屈度を読み取り人に応じて展開が変わる映画>