報連相を正しくできますか?と聞かれたら、小学生でも出来るわ!と思っていますよね。

では、報告と連絡の違いは何ですか?

説明できる人の方が少ないのではないでしょうか。意味も知らないで出来るわけないですよね、とか言いたい所ですが、大きな問題ではないのでやめときましょう。
ダジャレ大好き日本人の悪しき一面が出ただけという可能性も捨てきれませんし…。

因みに辞書だと、以下のようにあります。

【報告】
ある任務を与えられた者が、その経過や結果などを述べること。

【連絡】
気持ちや考えなどを知らせること。情報などを互いに知らせること。

【相談】
問題の解決のために話し合ったり、他人の意見を聞いたりすること。

与えられたものがあり、それに応える形が報告。それ以外が連絡といったところでしょうか。相談はまぁいいでしょう。

そもそも報連相は何のためにするのでしょう?

私は、報連相する側を管理しやすくするため、だと思っています。

業務の報告、勤怠の連絡、行き詰った時の相談など全て、メンバーを管理するためのものです。
なので、これを上手にしてもらえないと、上長としては管理し難いのです。

つまり、報連相のポイントは「管理しやすい」方法を取ることだと言っていいでしょう。

例えば、、、

業務報告なら、全て自分目線でダラダラと書くと当然読みにくいわけです。「全体のスケジュールと見合わせて遅れがどの程度あり、その問題点はどこにあり、今後どうやって解決していく予定です。」と書けば、上長さんは安心も指摘も出来ますよね。

勤怠管理なら、当日に休みますという連絡がくるより、前もって「◯月◯日にこういった理由で休みます」と言われた方が管理は楽だと思いませんか。

相談なら、何も下調べせずにコレって何ですか?というより、ある程度調べた後で「ここがわからないので教えてください」の方がスムーズです。

報連相に限った話ではありませんが、相手の立場で考えることはとても大事なことです。
合わせて練習しておくとよいでしょう。